トップ
>
幾廻
ふりがな文庫
“幾廻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いくまはり
50.0%
いくめぐり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくまはり
(逆引き)
萎えた白絣の襟を堅く合せて、柄に合はぬ
縮緬
(
ちりめん
)
の大幅の兵子帯を、小い体に
幾廻
(
いくまはり
)
も捲いた、狭い額には汗が滲んでゐる。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
幾廻(いくまはり)の例文をもっと
(1作品)
見る
いくめぐり
(逆引き)
輙
(
すなは
)
ち橋を渡りて
僅
(
わづか
)
に行けば、日光
冥
(
くら
)
く、山厚く畳み、
嵐気
(
らんき
)
冷
(
ひややか
)
に
壑深
(
たにふか
)
く陥りて、
幾廻
(
いくめぐり
)
せる
葛折
(
つづらをり
)
の、後には
密樹
(
みつじゆ
)
に
声々
(
せいせい
)
の鳥呼び、前には
幽草
(
ゆうそう
)
歩々
(
ほほ
)
の花を
発
(
ひら
)
き、いよいよ
躋
(
のぼ
)
れば
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
幾廻(いくめぐり)の例文をもっと
(1作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
“幾廻”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
石川啄木