トップ
>
家風
>
かふう
ふりがな文庫
“
家風
(
かふう
)” の例文
どんな無理も不平も、その場では、良人へ
口応
(
くちごた
)
えはせぬ妻であった。いや時代の
家風
(
かふう
)
だったといってよい。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「それじゃいけませんよ。もう普通の交際じゃないんですからね。あなたのところの
家風
(
かふう
)
にはまるように教育する積りで、悪いところは充分言い聞かせて下さい」
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
経久
強
(
し
)
ひてとどめ給ふとも、
旧
(
ひさ
)
しき
交
(
まじは
)
りを思はば、
私
(
ひそか
)
に商鞅叔座が
信
(
まこと
)
をつくすべきに、只
一三八
栄利
(
えいり
)
にのみ走りて
一三九
士家
(
しか
)
の
風
(
ふう
)
なきは、
即
(
すなは
)
ち尼子の
家風
(
かふう
)
なるべし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
しかし、
家風
(
かふう
)
の上から、その
後
(
のち
)
、男爵は再び九条家へ、お
復
(
かえ
)
りになったのでした。(前掲一七四頁)
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“家風”の解説
家風(かふう)は、個々の特定の「家」において世代を越えて踏襲される固有の慣習・流儀などの行動様式である。
(出典:Wikipedia)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭