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家治
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いえはる
ふりがな文庫
“
家治
(
いえはる
)” の例文
当時の将軍家は、十代
家治
(
いえはる
)
であった。軽くうなずいて
紅錦
(
こうきん
)
の
嚢
(
ふくろ
)
をとりだす。いわゆる
肌着
(
はだつき
)
のお
巾着
(
きんちゃく
)
、守り
鍵
(
かぎ
)
とともに添えてあるのを
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昔将軍
家治
(
いえはる
)
に
取入
(
とりい
)
った
田沼主殿頭意次
(
たぬまとのものかみおきつぐ
)
のように、美男で弁舌が巧みで、その上これは——古今の
佞臣
(
ねいしん
)
に共通の特色ですが、曾て人と争うことなく
奇談クラブ〔戦後版〕:10 暴君の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
田沼父子が、将軍
家治
(
いえはる
)
を挟んで、どんなに権力を
揮
(
ふる
)
ったか、そして、どんなに賄賂を
貪
(
むさぼ
)
ったかは歴史上の問題で、
此処
(
ここ
)
に詳説する
迄
(
まで
)
もありません。
奇談クラブ〔戦後版〕:04 枕の妖異
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
前将軍
家重
(
いえしげ
)
の
遊惰
(
ゆうだ
)
なこと。今の十代
家治
(
いえはる
)
の悠々
逸楽
(
いつらく
)
。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“家治(徳川家治)”の解説
徳川 家治(とくがわ いえはる)は、江戸幕府の第10代将軍(在任:1760年 - 1786年)である。第9代将軍徳川家重の長男。
(出典:Wikipedia)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭