“家光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いえみつ90.0%
いへみつ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然るに、不幸にも徳川とくがわ三代将軍家光いえみつの時に至って、鎖国令が発布されて外国との交通は全然杜絶するに至った。
『医心方』は徳川家光いえみつが半井瑞策に授けた書である。保晃は江戸において瑞策に師事した。瑞策のむすめが産後に病んで死にひんした。保晃が薬を投じて救った。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
僕はいつか何かの本に三代将軍家光いへみつは水泳を習ひに日本橋にほんばしへ出かけたと言ふことを発見し、滑稽に近い今昔こんじやくの感を催さないわけにはかなかつた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)