“いえみつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
家光100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「上さま(家光いえみつ)日光ご社参の日どりもせまっていることであり、一日もはやく天魔太郎をとっておさえるためには、広く天下に勇士をつのるほかはござるまい」
幻術天魔太郎 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
およそ残虐の限りを尽くした家光いえみつが死んで家綱いえつなが四代将軍となっていたころのことである。
九ツの時、将軍の家光いえみつから光の一字をもらい、十三で右近衛権中将うこんえごんのちゅうじょうに任じられていたが、その官位人爵かんいじんしゃくもおかしくないほど、どことなくおとなびても来、また人品もそなわって来た。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)