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宵
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よる
ふりがな文庫
“
宵
(
よる
)” の例文
藩の小士族などは酒、油、醤油などを買うときは、自分
自
(
みず
)
から町に
使
(
つかい
)
に行かなければならぬ。所がその頃の士族一般の
風
(
ふう
)
として、
頬冠
(
ほほかむり
)
をして
宵
(
よる
)
出掛
(
でかけ
)
て行く。私は頬冠は大嫌いだ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
朝になって羅は起きようとしたが、
宵
(
よる
)
に女がこしらえてくれた着物は芭蕉のような葉であるから、とても着られないだろうと思いながら手にとって見ると、緑の錦のひどく
滑
(
なめ
)
らかなものであった。
翩翩
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
宵
常用漢字
中学
部首:⼧
10画
“宵”を含む語句
今宵
徹宵
宵々
終宵
宵祭
宵闇
昨宵
宵暗
宵宮
宵越
宵月
春宵
待宵
宵惑
今宵限
宵寐
凌宵花
一宵
宵寝
此宵
...