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官途
ふりがな文庫
“官途”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんと
75.0%
くわんと
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんと
(逆引き)
安宅先生の手引で、F——学園の園芸手に住み込まれるようになってからは、家族の二人は、まるで息子が立派な
官途
(
かんと
)
にでも就いたような歓びであった。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
官途
(
かんと
)
にもつかず、開業もせず、奇怪千万な研究に没頭していたからでもあろうし、又、私はといえば、恋に狂った文学青年みたいな男だったものだから、警察では、私達を
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
官途(かんと)の例文をもっと
(3作品)
見る
くわんと
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
大學
(
だいがく
)
を
出
(
で
)
てから、
官途
(
くわんと
)
に
就
(
つ
)
かうか、
又
(
また
)
は
實業
(
じつげふ
)
に
從
(
したが
)
はうか、それすら、まだ
判然
(
はつきり
)
と
心
(
こゝろ
)
に
極
(
き
)
めてゐなかつたに
拘
(
かゝ
)
はらず、
何方
(
どちら
)
の
方面
(
はうめん
)
でも
構
(
かま
)
はず、
今
(
いま
)
のうちから
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
官途(くわんと)の例文をもっと
(1作品)
見る
“官途(官途状)”の解説
官途状(かんどじょう)とは、室町時代以降、主君が武功を挙げた家臣に対して特定の官職を私称することを許した書状のことである。官途書出、受領書出とも。
(出典:Wikipedia)
官
常用漢字
小4
部首:⼧
8画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“官”で始まる語句
官衙
官
官吏
官人
官爵
官軍
官位
官渡
官能
官邸
“官途”のふりがなが多い著者
佐々木味津三
江戸川乱歩
夏目漱石
岡本かの子