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官途
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かんと
ふりがな文庫
“
官途
(
かんと
)” の例文
安宅先生の手引で、F——学園の園芸手に住み込まれるようになってからは、家族の二人は、まるで息子が立派な
官途
(
かんと
)
にでも就いたような歓びであった。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
官途
(
かんと
)
にもつかず、開業もせず、奇怪千万な研究に没頭していたからでもあろうし、又、私はといえば、恋に狂った文学青年みたいな男だったものだから、警察では、私達を
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
およそ
官途
(
かんと
)
にある者のすべてが、下は上へ、上はそのまた上へと、一年一度の義理を果たしに出かけるのはさらに当然なことなので、すなわち伝六は右門のところへ、右門はお
奉行
(
ぶぎょう
)
のところへ
右門捕物帖:21 妻恋坂の怪
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
“官途(官途状)”の解説
官途状(かんどじょう)とは、室町時代以降、主君が武功を挙げた家臣に対して特定の官職を私称することを許した書状のことである。官途書出、受領書出とも。
(出典:Wikipedia)
官
常用漢字
小4
部首:⼧
8画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“官”で始まる語句
官衙
官
官吏
官人
官爵
官軍
官位
官渡
官能
官邸