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嬌媚
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きょうび
ふりがな文庫
“
嬌媚
(
きょうび
)” の例文
「自惚でない。承った、その様子、
怪
(
け
)
しからん
嬌媚
(
きょうび
)
の
体
(
てい
)
じゃ。さようなことをいたいて、
少
(
わか
)
い方の魂を
蕩
(
とろ
)
かすわ、ふん、ふふん、」
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
クリストフから見ると、それはたまらなく退屈なもので、冷淡乾燥で、
嬌媚
(
きょうび
)
や
衒学
(
げんがく
)
を事としてる
嫌味
(
いやみ
)
なものだった。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
マタ・アリはこっちから、大きな眼に精一杯の
嬌媚
(
きょうび
)
を
罩
(
こ
)
めて、じっとその様子を眺めている。
戦雲を駆る女怪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
掏摸
(
すり
)
とまちがわれて追っかけられ、ようよう櫛まきお藤の家へ飛びこんでほっと安心——するまもなくその旅装から左膳との
謀計
(
ぼうけい
)
を疑われて、お藤の
嬌媚
(
きょうび
)
で骨抜きの捕虜にされてしまった形。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
嬌
漢検1級
部首:⼥
15画
媚
漢検1級
部首:⼥
12画
“嬌”で始まる語句
嬌態
嬌
嬌羞
嬌声
嬌瞋
嬌笑
嬌名
嬌艶
嬌然
嬌嗔