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妾
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あたい
ふりがな文庫
“
妾
(
あたい
)” の例文
「ううん、あんな者アおっ母じゃあねえよ。慾が深くて口やかましくて、
妾
(
あたい
)
をちっとも可愛がらなくて、
父
(
ちゃん
)
とはいつも喧嘩ばかりしている」
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
この
餓鬼
(
がき
)
!
妾
(
あたい
)
は見世物じゃねえぞと、ミチに怒鳴られ、
撲
(
なぐ
)
られはしまいかとはらはらしながら子供達を叱り、その体を抱きかかえるのである。
刺青
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
「
妾
(
あたい
)
にこのお子を四、五年預けておくれやす、きッと物にしてお目にかけます。」
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「
妾
(
あたい
)
は
焦
(
じれ
)
ったくなってよ。」
百合の花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「浜路姉さんの大事な人が、
妾
(
あたい
)
の袖を引っぱった、いやらしい野郎に殺されるヨーッ、誰か来ておくれヨー、大変だヨーッ」
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
「
小父
(
おじ
)
さんは
妾
(
あたい
)
の刺青に惚れたのね」
刺青
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
「
妾
(
あたい
)
の袖を引っ張った、いやらしい野郎が螢ヶ丘の裾で、山影さんと切り合っているヨーッ、姉さん姉さん浜路姉さん、早く早く早くおいでヨーッ」
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「そんな事、
妾
(
あたい
)
が知るかい」
刺青
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
“妾”の解説
妾(めかけ、しょう)とは、婚姻した男性が、妻以外にも囲う女性のことで、経済的援助を伴う愛人を指す。
(出典:Wikipedia)
妾
漢検準1級
部首:⼥
8画
“妾”を含む語句
外妾
愛妾
洋妾
妾腹
寵妾
妾宅
妻妾
男妾
妾達
婢妾
妾狂
侍妾
蓄妾
御妾腹
妓妾
妾等
嬖妾
嬪妾
世間妾形気
側妾
...