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ふりがな文庫
“
奴
(
ヤツコ
)” の例文
人もしらぬ
奴
(
ヤツコ
)
なれバよろしく候得ども、今ハどふもそふゆうわけニハまいらず、もしおまへさん出かけたれバ、どふしても見すてゝハおかれぬ。
手紙:082 慶応三年六月二十四日 乙女、おやべあて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
寺の
奴
(
ヤツコ
)
が、三四人先に立つて、僧綱が五六人、其に、大勢の所化たちのとり捲いた一群れが、廬へ來た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
寺の
奴
(
ヤツコ
)
が、三四人先に立つて、
僧綱
(
ソウガウ
)
が五六人、其に、大勢の
所化
(
シヨケ
)
たちのとり捲いた一群れが、廬へ来た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
寺の
奴
(
ヤツコ
)
が、三四人先に立つて、僧綱が五六人其に、大勢の所化たちのとり捲いた一群れが、廬へ來た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
国汚す
奴
(
ヤツコ
)
あらばと 大刀抜きて 仇にもあらぬ壁に物いふ
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
負気
(
オフケ
)
なく
勅
(
ミコト
)
に 背く
奴
(
ヤツコ
)
等を
罰
(
キタ
)
め尽して帰れ。日を経ず
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“奴”の意味
《名詞》
(やっこ)(家つ子の転)家来、家の子。
(やっこ)徳川時代における武家の下僕、中間。
(やっこ)徳川時代の侠客。
(やつ)人や物などをぞんざいに言う語。
(出典:Wiktionary)
“奴”の解説
奴(やっこ)は、江戸時代の武家の下僕のこと。『古事記』が編纂された古代においては奴は奴隷階級を意味したと考えられる。
(出典:Wikipedia)
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
“奴”を含む語句
彼奴
奴婢
奴隷
彼奴等
奴輩
何奴
奴等
奴僕
這奴
黒奴
奴凧
匈奴
守銭奴
此奴等
畜生奴
小奴
冷奴
農奴
渠奴
爺奴
...