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女浪
ふりがな文庫
“女浪”の読み方と例文
読み方
割合
めなみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めなみ
(逆引き)
千載
茲許
(
ここもと
)
に寄せては返す
女浪
(
めなみ
)
男浪
(
おなみ
)
は、例の如く渚を
這
(
はい
)
上る浪頭の彼方に、唯
形
(
かた
)
ばかりなる一軒
立
(
だち
)
の
苫屋
(
とまや
)
あり。
片男波
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
その
強記
(
きょうき
)
はいかなる
市井
(
しせい
)
の
瑣事
(
さじ
)
にも通じ、その方寸には、浮世の大海に刻々寄せては返す
男浪
(
おなみ
)
女浪
(
めなみ
)
ひだの一つ一つをすら常にたたみこんでいる大岡忠相であった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
よろめく三重の
背
(
せな
)
を支えた、
老
(
おい
)
の
腕
(
かいな
)
に
女浪
(
めなみ
)
の袖、この後見の大磐石に、みるの緑の黒髪かけて、
颯
(
さっ
)
と
翳
(
かざ
)
すや舞扇は、銀地に、その、雲も恋人の影も立添う、光を放って、
灯
(
ともしび
)
を
白
(
しら
)
めて舞うのである。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
女浪(めなみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“女”で始まる語句
女
女子
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