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苫屋
ふりがな文庫
“苫屋”の読み方と例文
読み方
割合
とまや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とまや
(逆引き)
都の人は花も紅葉もない浦の
苫屋
(
とまや
)
を見渡して愉快に感じ、つねに苫屋の中に住んでいる浦人らはかえって浅草の仲見世を嬉しがる。
いわゆる自然の美と自然の愛
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
その幹の間から並んで動いて行く小さい
苫屋
(
とまや
)
が見えた。あたたかな砂浜には人が多ぜいいかなごを
漁
(
と
)
る網を曳いて居た。犬が吠え廻った。
百喩経
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
当時海外折衝の要地であった長崎港を間近に控えた島原天草の地には勿論、
苫屋
(
とまや
)
苫屋の朝夕に、
密
(
ひそ
)
かな祈りがなされ、ひそかに十字が切られた。
島原の乱
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
苫屋(とまや)の例文をもっと
(20作品)
見る
苫
漢検準1級
部首:⾋
8画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
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