天上てんじよう)” の例文
(それでははやしへでも、うら田畝たんぼへでもつてておいで。何故なぜツて天上てんじようあそんでるんだからかごなかないのかもれないよ)
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ある因縁いんねんがあつて、この世界せかいてゐるのですが、いまかへらねばならぬときになりました。この八月はちがつ十五夜じゆうごやむかへのひとたちがれば、おわかれしてわたし天上てんじようかへります。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)