“大別”の読み方と例文
読み方割合
たいべつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中津なかつ奥平おくだいら藩士はんしの数、かみ大臣たいしんよりしも帯刀たいとうの者ととなうるものに至るまで、およそ、千五百名。その身分役名を精細にわかてば百余級の多きに至れども、これを大別たいべつして二等に分つべし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
さて一方文学を攷察こうさつして見まするにこれを大別たいべつしてローマンチシズム、ナチュラリズムの二種類とすることが出来る、前者は適当の訳字がないために私が作って浪漫主義として置きましたが
教育と文芸 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
博物館はくぶつかん大別たいべつすると、美術びじゆつ歴史れきし考古こうこかんする品物しなもの陳列ちんれつした博物館はくぶつかんと、博物はくぶつ理科りか方面ほうめん品物しなものあつめた科學博物館かがくはくぶつかんふたつの種類しゆるい區別くべつせられることはまへにもべたとほりでありますが
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)