“外房州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そとばうしう50.0%
そとぼうしゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、ぶくりとして、あだじろい、でぶ/\とふとつた肉貫にくかん——(間違まちがへるな、めかたでない、)——肉感にくかん第一人者だいいちにんしやが、地響ぢひゞきつて、外房州そとばうしうはひつた女中ぢよちうだから、ことおこる。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
つい先月せんげつ中旬ちうじゆんである。はじめて外房州そとばうしうはうへ、まことに緊縮きんしゆく旅行りよかうをした、そのとき——
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
大正の初年頃外房州そとぼうしゅうの海岸へ家族づれで海水浴に出かけたら七月中雨ばかり降って海にはいるような日がほとんどなく、子供の一人が腸を悪くして熱を出したりした。
海水浴 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)