“房州通”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼうしうがよひ50.0%
ぼうしゅうがよい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日こんにちまで吾々が年久しく見馴れて来た品川の海はわづか房州通ぼうしうがよひの蒸汽船とまるツこい達磨船だるません曳動ひきうごかす曳船の往来するほか、東京なる大都会の繁栄とは直接にさしたる関係もない泥海どろうみである。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
今日までわれわれが年久しく見馴れて来た品川の海はわずか房州通ぼうしゅうがよいの蒸汽船とまるッこい達磨船だるません曳動ひきうごかす曳船の往来するほか、東京なる大都会の繁栄とは直接にさしたる関係もない泥海どろうみである。