外壁がいへき)” の例文
あるひ外壁がいへき上部じようぶしようじたからいづることもあり、また側壁そくへきかしてそこからあふることもある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
蜂矢探偵は、なわの切れはしを持って、塀とれケヤキとの間や、枯れケヤキと研究室跡の外壁がいへきのあったところと思われるあたりとの間をはかったり、いろいろやった。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ナニ脳髄にかびが生えてはたまらんと思ったからネ。ちょっと外へ出て、冷していたんだよ。しかしこの病院の外壁がいへきと来たら、手懸てがかりになるところがなくて、下りるのに非常に不便にできている。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)