“がいへき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外壁75.0%
崖壁25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ナニ脳髄にかびが生えてはたまらんと思ったからネ。ちょっと外へ出て、冷していたんだよ。しかしこの病院の外壁がいへきと来たら、手懸てがかりになるところがなくて、下りるのに非常に不便にできている。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彼は速力を少しも緩めないで、軽便の軌道と、右側の崖壁がいへきの間とを、すばやく通り抜けようと、ハンドルを廻しかけたが、それは、彼として、明かな違算であった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)