“側壁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そくへき66.7%
わきかべ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
司令艇の側壁そくへきの一部が、するすると動きだしたと思うと、それは引戸のように艇の外廓がいかくのなかにかくれ、あとに細長い楕円形だえんけいの穴がぽっかりとあいた。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
あるひ外壁がいへき上部じようぶしようじたからいづることもあり、また側壁そくへきかしてそこからあふることもある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ワクーラは会堂へ入つたところの側壁わきかべに、地獄における悪魔の絵を描いた。それが如何にも気味の悪い姿だつたため、そのわきを通る時には誰でも、ペッと唾を吐いたくらゐであつた。