“墨附”の読み方と例文
読み方割合
すみつき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人類學會じんるゐがくくわい會員くわいゐんとして、モールスのお墨附すみつき? をつてるのはぼくだけだらうとかんがへて、これを水谷氏みづたにしはなすと、水谷氏みづたにしへんかほをして。
朝鮮征伐から分捕ぶんどって来た荒仏あらぼとけ、その時代の諸将の書翰しょかん太閤たいこう墨附すみつき……そんなような物をいろいろ見せられた幼時の記憶も長いあいだ忘られていた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「宝沢を殺しておいて、御墨附すみつきと、短刀とを奪取って、まんまと、贋者め、天一坊に成りすましておるのじゃ」
大岡越前の独立 (新字新仮名) / 直木三十五(著)