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基督
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きりすと
ふりがな文庫
“
基督
(
きりすと
)” の例文
世間では其論策の内容を
錯
(
あやま
)
り伝へて、廃帝を議したなどゝ云つたり、又洋夷と密約して、
基督
(
きりすと
)
教を公許しようとしてゐるなどゝ云つたりした。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
塾というのは片山という
基督
(
きりすと
)
教信者が開いているのでもとは学校の教師をしていたのが、文部省の忌憚に触れて、それからはもう職を求めようともせず
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
余
(
よ
)
は
基督
(
きりすと
)
の
兵卒
(
へいそつ
)
なり、兵卒は
其時
(
そのとき
)
の
来
(
きた
)
る
迄
(
まで
)
は
何
(
なに
)
をなすべきかを知らず、
主
(
しゆ
)
の
命
(
めい
)
ならん乎、
余
(
よ
)
は
高壇
(
かうだん
)
に
立
(
た
)
つ事もあるべし、
官海
(
くわんかい
)
に
身
(
み
)
を
投
(
たう
)
ずるやも
計
(
はか
)
られず、基督信者は
目的
(
もくてき
)
なき者なり
問答二三
(新字旧仮名)
/
内村鑑三
(著)
井の
傍
(
かたはら
)
なる壁に
基督
(
きりすと
)
サマリヤの
婦人
(
をんな
)
に語り玉ふ小さき画額を掲ぐ。
馬上三日の記:エルサレムよりナザレへ
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
父母に伴はれてエルサレムよりの帰るさ、弟子を伴ふてユダヤよりの帰途、
基督
(
きりすと
)
は如何に其なつかしき、つれなき程
猶
(
なほ
)
なつかしき其ふるさとをば眺め玉ひけむ。おゝあれがナザレか、近いかなナザレ。
馬上三日の記:エルサレムよりナザレへ
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“基督(キリスト)”の解説
キリストは、ヘブライ語のメシア(מָשִׁיחַ)のギリシア語訳 Χριστος (Khristos クリストス、フリストス「クリストス」…古典ギリシャ語からの転写。「フリストス」…中世以後のギリシャ語の転写。)からの、日本語における片仮名表記。基督、クリスト、クライスト(英語:Christ)、ハリストスとも表記される。
本項ではキリスト教における語彙「キリスト」の語義・意義について述べる。
(出典:Wikipedia)
基
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
督
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
“基督”で始まる語句
基督教
基督教徒
基督降誕祭
基督教信者
基督信者
基督者
基督論
基督敵
基督教國
基督正教