ぜえ)” の例文
信州小室こむろぜえに友達が行って居りますから無心を云おうと思いまして参ったのでごぜえますが、途中で災難に遭い、金子かねを……
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「相州小田原ぜえでごぜえますだアよ」
おれは信州飯山いいやまぜえでごぜえますから、めったに来る事もあるめえが、善光寺へ参詣にでも来ることが有ったら是非寄って下せえまし、田舎のこッたから、何も外に御馳走の仕ようがえから
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)