トップ
>
四日市
>
よっかいち
ふりがな文庫
“
四日市
(
よっかいち
)” の例文
勘定
(
かんじょう
)
をして宿を出て、
停車場
(
ステーション
)
へ着いた時、女ははじめて関西線で
四日市
(
よっかいち
)
の方へ行くのだということを三四郎に話した。三四郎の汽車はまもなく来た。
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それよりも
大廟
(
たいびょう
)
の伊勢というべきでありましょう。
四日市
(
よっかいち
)
や津や松阪や宇治山田は、この国の大きな町々であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
ところどころ汽車にも乗って、
熱田
(
あつた
)
の町まで行った。熱田から便船で
四日市
(
よっかいち
)
へ渡り、亀山という所にも一晩泊り、それから深い寂しい山路を歩いて伊賀
近江
(
おうみ
)
の
国境
(
くにざかい
)
を越した。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それから、関、
亀山
(
かめやま
)
、
四日市
(
よっかいち
)
、桑名、宮、岡崎、赤坂、
御油
(
ごゆ
)
、吉田、蛸は大威張りで駕籠にゆられて居眠りしながら旅をつづけた。宿に着けば相変らず夜ふかしと朝寝である。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
夫は
格子
(
こうし
)
のとこに立ってて、実は今さっき、伊勢の
四日市
(
よっかいち
)
い帰る人あって
湊町
(
みなとまち
)
の駅まで送って行って、戻りしなに心斎橋筋散歩してたら、光子さんのいなさるとこ確かこの辺やったなあ
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
▼ もっと見る
そういうわたしは、
相州
(
そうしゅう
)
鎌倉
(
かまくら
)
にも小田原にも、
上総
(
かずさ
)
の
富津
(
ふっつ
)
にも時を送ったことがあり、西は
四日市
(
よっかいち
)
、
神戸
(
こうべ
)
、
須磨
(
すま
)
明石
(
あかし
)
から
土佐
(
とさ
)
の高知まで行って見て、まんざら海を知らないでもありませんでした。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
“四日”で始まる語句
四日
四日目
四日垣
四日程
四日許
四日路
四日間