囈語たはごと)” の例文
あいつめ、だしぬけに破門を申渡されたので、氣が顛倒して、眼が眩んで、口から出まかせの囈語たはごとをいふのだ。熱に浮かされた病人もおなじことで、相手にならない。
正雪の二代目 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
ハタとにらんでそちまでがおなじやうになん囈語たはごと最早もはや何事なにごとみゝもなしそちさずば自身じしんにとむるつまつきのけつゝ病勞やみつかれてもおい一徹いつてつあがりがまちに泣頽なきくづれしおたか細腕ほそうでむづとりつちから
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
三左 たはけめ、云はして置けばさま/″\の囈語たはごとを申す。孃樣、もうおやめなされませ。
箕輪の心中 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)