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囈語
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たはごと
ふりがな文庫
“
囈語
(
たはごと
)” の例文
あいつめ、だしぬけに破門を申渡されたので、氣が顛倒して、眼が眩んで、口から出まかせの
囈語
(
たはごと
)
をいふのだ。熱に浮かされた病人もおなじことで、相手にならない。
正雪の二代目
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ハタと
睨
(
にら
)
んで
汝
(
そち
)
までが
同
(
おな
)
じやうに
何
(
なん
)
の
囈語
(
たはごと
)
最早
(
もはや
)
何事
(
なにごと
)
聞
(
き
)
く
耳
(
みゝ
)
もなし
汝
(
そち
)
が
追
(
お
)
ひ
出
(
だ
)
さずば
我
(
わ
)
れ
自身
(
じしん
)
にと
止
(
と
)
むる
妻
(
つま
)
を
突
(
つき
)
のけつゝ
病勞
(
やみつか
)
れても
老
(
おい
)
の
一徹
(
いつてつ
)
上
(
あが
)
りがまちに
泣頽
(
なきくづ
)
れしお
高
(
たか
)
が
細腕
(
ほそうで
)
むづと
取
(
と
)
りつ
力
(
ちから
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
三左 たはけめ、云はして置けばさま/″\の
囈語
(
たはごと
)
を申す。孃樣、もうおやめなされませ。
箕輪の心中
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“囈語”の意味
《名詞》
寝言。譫言。
戯言。
(出典:Wiktionary)
囈
漢検1級
部首:⼝
21画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“囈”で始まる語句
囈言
囈
囈口