品格ひんかく)” の例文
すると、ひいさまのしとやかなようすものごしといい、品格ひんかくといい、なにからなにまで、王さまのお気に入りました。
などと無代たゞつたりなにかいたし誠にお品格ひんかくい事でござりました。これ円朝わたくしが全く実地じつちを見てきもつぶしたが、なんとなく可笑味をかしみがありましたから一せきのお話にまとめました。
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)