向伏むかふ)” の例文
「父母を見れば尊し、妻子めこ見ればめぐしうつくし、世の中はかくぞ道理ことわり」、「つちならば大王おほきみいます、この照らす日月の下は、天雲あまぐも向伏むかふきはみ谷蟆たにぐくのさ渡る極、きこす国のまほらぞ」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
建御雷たけみかづち響きわたらし夏雲やすでに向伏むかふしもつ国原
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
白雲しらくも向伏むかふすかぎり。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
白雲しらくも向伏むかふすかぎり。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)