“谷蟆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たにぐく75.0%
たにくぐ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「父母を見れば尊し、妻子めこ見ればめぐしうつくし、世の中はかくぞ道理ことわり」、「つちならば大王おほきみいます、この照らす日月の下は、天雲あまぐも向伏むかふきはみ谷蟆たにぐくのさ渡る極、きこす国のまほらぞ」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
谷蟆たにぐくのさわたるきはみ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
自分は昨年一月の本誌神祇祭祀号において少彦名命の研究を発表した中に、説たまたま谷蟆たにくぐの事から、引いてクグツ(傀儡)の名義にまで一寸及んだ事であった。