“向伏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかふ80.0%
むかぶ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「父母を見れば尊し、妻子めこ見ればめぐしうつくし、世の中はかくぞ道理ことわり」、「つちならば大王おほきみいます、この照らす日月の下は、天雲あまぐも向伏むかふきはみ谷蟆たにぐくのさ渡る極、きこす国のまほらぞ」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
建御雷たけみかづち響きわたらし夏雲やすでに向伏むかふしもつ国原
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
向伏むかぶす極み秋は來て
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)