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めしかえ
ふりがな文庫
“
召還
(
めしかえ
)” の例文
其男が勘当を
赦
(
ゆる
)
されて新に
召還
(
めしかえ
)
されたばかりの次の日出仕すると、左馬允、汝は大力相撲上手よナ、さあ一番来い、おれに勝てるか、といって氏郷が相撲を
挑
(
いど
)
んだ。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
国政を誤りたる専横の徒を
貶黜
(
へんちゅつ
)
すべきこととあるのと、お由羅処分のこと、それから、近藤崩れにて、
流謫
(
るたく
)
脱奔したる者を、
召還
(
めしかえ
)
すことと、この三ヶ条は、今申したように、総て
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
燕軍の再敗せること京師に聞えければ、廷臣の
中
(
うち
)
に、燕今は
且
(
まさ
)
に北に
還
(
かえ
)
るべし、京師空虚なり、良将無かるべからず、と曰う者ありて、朝議
徐輝祖
(
じょきそ
)
を
召還
(
めしかえ
)
したもう。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
景隆は
召還
(
めしかえ
)
されしが、
黄子澄
(
こうしちょう
)
、
練子寧
(
れんしねい
)
は之を
誅
(
ちゅう
)
せずんば何を
以
(
もっ
)
て
宗社
(
そうしゃ
)
に謝し将士を励まさんと
云
(
い
)
いしも、帝
卒
(
つい
)
に問いたまわず。燕王は済南を囲むこと三月に至り、
遂
(
つい
)
に
下
(
くだ
)
すこと
能
(
あた
)
わず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“召還”の意味
《名詞》
召還(しょうかん)
派遣していた外交官などを本国へ呼び戻すこと。
(出典:Wiktionary)
召
常用漢字
中学
部首:⼝
5画
還
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
“召”で始まる語句
召
召使
召捕
召上
召仕
召食
召物
召抱
召縮緬
召集