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ふるほん
ふりがな文庫
“
古本
(
ふるほん
)” の例文
代助はわざと新聞社宛でそれを
出
(
だ
)
したからである。帰りに神田へ
廻
(
まは
)
つて、買ひつけの
古本
(
ふるほん
)
屋に、売払ひたい不用の書物があるから、
見
(
み
)
に
来
(
き
)
てくれろと
頼
(
たの
)
んだ。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼
(
かれ
)
は
前
(
まえ
)
のように八
時
(
じ
)
に
起
(
お
)
きて、
茶
(
ちゃ
)
の
後
(
のち
)
は
直
(
すぐ
)
に
書物
(
しょもつ
)
を
楽
(
たの
)
しんで
読
(
よ
)
んでいたが、この
頃
(
ごろ
)
は
新
(
あたら
)
しい
書物
(
しょもつ
)
も
買
(
か
)
えぬので、
古本
(
ふるほん
)
ばかり
読
(
よ
)
んでいる
為
(
せい
)
か、
以前程
(
いぜんほど
)
には
興味
(
きょうみ
)
を
感
(
かん
)
ぜぬ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
こんな馬鹿気た話はない。友は唯私より少し早くファウストという
古本
(
ふるほん
)
を
読
(
よん
)
だ丈の事だ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“古本”の解説
またはとは、出版後に一度は消費者(所有者)の手元に置かれた中古本の呼称。雑誌などを含む場合もある。新本(新刊本)と対応した言葉。古書店(古本屋)やインターネット売買を通じて再度流通することが多い。
古書店
売れ残るなどして新刊なのに安価で販売される本をゾッキ本(バーゲンブック、自由価格本とも)という。ゾッキ本は「新古本」と呼ばれることもあるが、それと類似した表現で、比較的近年に刊行された本の中古を販売する店を新古書店と分類することもある。
新古書店
(出典:Wikipedia)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“古本”で始まる語句
古本屋
古本店
古本計
古本大学刮目