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古城
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こじょう
ふりがな文庫
“
古城
(
こじょう
)” の例文
現にこの狩集村は、今も阿蘇郡
古城
(
こじょう
)
村大字手野字
尾籠
(
おご
)
の
小字
(
こあざ
)
となって存在する。人の集合する所を
溜
(
たまり
)
ということは普通の例である。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
夜な夜な、
物置
(
ものお
)
きやうまやの中、または青空の下の木のかげにねむったあわれな子どもが、いまは
歴史
(
れきし
)
に
由緒
(
ゆいしょ
)
の深い
古城
(
こじょう
)
の主人であった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
それから、小林少年は、
古城
(
こじょう
)
のような園田さんの西洋館と時計塔を、すみからすみまでしらべましたが、これという発見もありませんでした。
塔上の奇術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
あるいはまた、「煬帝
ノ
春游古城在。壊宮芳草満
ツ
二
人家
ニ
一
。〔
煬帝
(
ようだい
)
の
春游
(
しゅんゆう
)
せる
古城
(
こじょう
)
在
(
あ
)
り。
壊宮
(
かいきゅう
)
の
芳草
(
ほうそう
)
人家
(
じんか
)
に
満
(
み
)
つ。〕」
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
なんとすばらしい
城
(
しろ
)
だろう。その
規模
(
きぼ
)
の大きなこと、ローマの
古城
(
こじょう
)
をもしのぐであろうし、その
工芸美
(
こうげいび
)
の
結構
(
けっこう
)
はバビロンの
神殿
(
しんでん
)
にもおとりはしない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
彼は、燻精の手をとらんばかりにして、彼を
砂地
(
すなじ
)
の上に立つ
古城
(
こじょう
)
へ連れていった。
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“古城”の意味
《名詞》
古い城郭。
(出典:Wiktionary)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“古城”で始まる語句
古城址
古城門
古城塞
古城町
古城窟
古城趾
古城非疇昔