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芳草
ふりがな文庫
“芳草”の読み方と例文
読み方
割合
ほうそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうそう
(逆引き)
戦争の荒し壊す力よりも、もっと大きい力が、砲弾に
砕
(
くだ
)
かれた
塹壕
(
ざんごう
)
の、ベトンとベトンの割れ目から緑の
芳草
(
ほうそう
)
となって萌え始めた。
勲章を貰う話
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
誠にうき世は
一人
(
いちにん
)
のうき世ならず、家々の涙を運ぶこの青山の墓地、
芳草
(
ほうそう
)
年々緑なる春ごとに、われも人も尽きぬ涙を墓前に灑ぐべきか。
父の墓
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
あるいはまた、「煬帝
ノ
春游古城在。壊宮芳草満
ツ
二
人家
ニ
一
。〔
煬帝
(
ようだい
)
の
春游
(
しゅんゆう
)
せる
古城
(
こじょう
)
在
(
あ
)
り。
壊宮
(
かいきゅう
)
の
芳草
(
ほうそう
)
人家
(
じんか
)
に
満
(
み
)
つ。〕」
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
芳草(ほうそう)の例文をもっと
(5作品)
見る
“芳草”の意味
《名詞》
芳香のする草。香草。
春の草。
(出典:Wiktionary)
芳
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“芳草”で始まる語句
芳草萋々
芳草萋萋
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堤下摘芳草
摘芳草
芳草萋々
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高神覚昇
高浜虚子
菊池寛
永井荷風
岡本綺堂