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ふりがな文庫
“
原
(
フ
)” の例文
万葉には、
赭土
(
ハニ
)
即、
丹
(
ニ
)
をとる広場即、
原
(
フ
)
と解してゐる歌もあるから、丹生の字面もさうした合理見から出てゐると見られる。にふべからみふべ・みぶと音の転じた事も考へてよい。
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
明けがたに 人おりゆきて、照りひそむ萱
原
(
フ
)
に いまだ自動車を置く
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
○橿の
原
(
フ
)
によくすをつくり、横臼に醸みし大御酒……(記。紀、かめる……)
形容詞の論:――語尾「し」の発生――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
つぎ/\に 杉
原
(
フ
)
の梢に出でて来て 朝谷かける鳶を 見てをり
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
万葉
(
まんにょう
)
には、
赭土
(
ハニ
)
すなわち、
丹
(
ニ
)
をとる広場すなわち、
原
(
フ
)
と解している歌もあるから、丹生の字面もそうした合理見から出ていると見られる。にふべからみふべ・みぶと音の転じたことも考えてよい。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
ひたすらに 昼風明るき島山は、麦
原
(
フ
)
のそよぎ 丘を越えゆく
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
枯れ
原
(
フ
)
の冬草の、山肌色をした小な翼であつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
枯れ
原
(
フ
)
の冬草の、山肌色をした小な翼であつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“原”の意味
《名詞》
(はら)高低差のない、空間的な広がり。特に、陸地で、背の高い樹木などがない、未開拓の平野。
(出典:Wiktionary)
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“原”を含む語句
草原
原因
高原
河原
小塚原
海原
吉原
大草原
野原
中原
川原
柳原
木原
堀田原
原来
小原
原田
葛原
蒲原郡
蓬原
...