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単
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た
ふりがな文庫
“
単
(
た
)” の例文
旧字:
單
梅の花は天下の
尤物
(
ゆうぶつ
)
だといわれます。これを
単
(
た
)
だ
翠
(
みどり
)
の松、緑の竹に比べますと色があってこの二つに取り添うと何んとなく軟かい一脈の趣が生じます。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
而して胸中一物の
希
(
ねが
)
ふところなく、
単
(
た
)
だ一寺の建立を願欲せしむるに過ぎざりしもの、抑も
奈何
(
いかん
)
の故ある。
心機妙変を論ず
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
松の翠は
単
(
た
)
だ色ばかりが佳いのではなく、その樹の姿がこの上もなく勢があって、その枝は四方に張り、その幹は天半に聳え立って亀ッ甲の皮を
甲
(
よろ
)
い、その
状
(
ありさま
)
が最も強健勇壮です。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
単
常用漢字
小4
部首:⼗
9画
“単”を含む語句
単衣
単調
単身
単物
単衣物
単純
単羽織
簡単
単独
簡単服
単弁
単色
単舎利別
東単牌楼
鬱単越洲
単糸
油単
単簡
単義的
単帯
...