“単簡”の読み方と例文
旧字:單簡
読み方割合
たんかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「やっぱり物質的の必要かららしいです。先が何でもよほど派出(はで)な家(うち)なんで、叔母さんの方でもそう単簡(たんかん)に済まされないんでしょう」
門 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
桂川(かつらがわ)の岸伝いに行くといくらでも咲いていると云うコスモスも時々病室を照らした。コスモスはすべての中(うち)で最も単簡(たんかん)でかつ長く持った。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
時々腑(ふ)に落ちないところが出てくると、私は女に向って短かい質問をかけた。女は単簡(たんかん)にまた私の納得(なっとく)できるように答をした。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)