“卑濕”の読み方と例文
新字:卑湿
読み方割合
ひしゆう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大地震だいぢしんのとき、泥土層でいどそうや、卑濕ひしゆう土地とちにはなが沿うて泥砂どろすな噴出ふきだすことはありがちのことであるが、もし地震ぢしん當時とうじ此現象このげんしよう觀察かんさつすることが出來できたならば
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
此時このとき卑濕ひしゆう土地とち一二寸いちにすん地割ぢわれがいくらも出來でき、それが開閉かいへいして土砂どさ吹出ふきだしたといふ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)