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ひしゆう
ふりがな文庫
“ひしゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
卑濕
50.0%
卑湿
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卑濕
(逆引き)
大地震
(
だいぢしん
)
のとき、
泥土層
(
でいどそう
)
や、
卑濕
(
ひしゆう
)
の
土地
(
とち
)
には
長
(
なが
)
い
裂
(
さ
)
け
目
(
め
)
に
沿
(
そ
)
うて
泥砂
(
どろすな
)
を
噴出
(
ふきだ
)
すことはありがちのことであるが、もし
地震
(
ぢしん
)
の
當時
(
とうじ
)
に
此現象
(
このげんしよう
)
を
觀察
(
かんさつ
)
することが
出來
(
でき
)
たならば
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
此時
(
このとき
)
卑濕
(
ひしゆう
)
の
土地
(
とち
)
に
一二寸
(
いちにすん
)
の
地割
(
ぢわ
)
れがいくらも
出來
(
でき
)
、それが
開閉
(
かいへい
)
して
土砂
(
どさ
)
が
吹出
(
ふきだ
)
したといふ。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
ひしゆう(卑濕)の例文をもっと
(1作品)
見る
卑湿
(逆引き)
北の岸は
卑湿
(
ひしゆう
)
の地なるまゝいと荒れたれば、自然の趣きありて、初夏の
新蘆
(
しんろ
)
栄ゆる頃、晩秋の風の音に力入りて聞ゆる折などは、
川面
(
かわも
)
の眺めいとをかしく、花紅葉のほかの好き風情あり。
水の東京
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
ひしゆう(卑湿)の例文をもっと
(1作品)
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