“十箇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とお50.0%
とう25.0%
とを25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と二人とも十箇とおばかりの握飯むすびさいまで残らずしょくしてしまいました。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「お前も聽いたことだらうが、天井裏に旦那の隱したのは三千兩、三百兩包みが十箇とうだといふが、死骸の傍で見付けたのは三つだけだ、あと二千兩といふ金は、何處へ行つたか、見當はつかないか」
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
土瓶形どびんがた香爐形かうろがた洋人やうじん百圓宛ひやくえんづゝつたらうか。おそらく今頃いまごろは、あのをとこに、十箇とを二錢にせんりんつたはうかつたと、後悔こうくわいをしてるであらうよ。