十位とをぐらゐ)” の例文
十位とをぐらゐでもそれから廿はたちるものでもみな前垂まへだれけてる。前垂まへだれがなければ彼等かれら姿すがた索寞さくばくとしてしまはねばらぬ。彼等かれらあしはぬ不恰好ぶかつかうしわつたしろ足袋たび穿いてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)