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労力
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ろうりょく
ふりがな文庫
“
労力
(
ろうりょく
)” の例文
旧字:
勞力
そのときのようすなどが
目
(
め
)
にうつると、
日
(
ひ
)
ごろから、一つの
風船球
(
ふうせんだま
)
にも、
貧
(
まず
)
しい
人
(
ひと
)
たちの
並
(
なみ
)
ならぬ
労力
(
ろうりょく
)
が、かかっていると
思
(
おも
)
った。
おさくの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
他所では馬に引かす
犁
(
すき
)
を重そうに人間が引張って、牛か馬の様に
泥水
(
どろみず
)
の中を踏み込み/\ひいて行く。
労力
(
ろうりょく
)
其ものゝ画姿を見る様で、気の毒すぎて馬鹿〻〻しく、腹が立つ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
そして、また、それが
昔
(
むかし
)
のようになるのには、どれほど、
多
(
おお
)
くの
労力
(
ろうりょく
)
と
日数
(
にっすう
)
とがかからなければ、ならぬかということを
知
(
し
)
ったのであります。
子供と馬の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
また、
電気
(
でんき
)
が、にぎやかな
街々
(
まちまち
)
につくのも、てんでの
家
(
うち
)
にきたのも、そこには、たくさんな
人
(
ひと
)
たちの
労力
(
ろうりょく
)
とそれに
費
(
つい
)
やされた
日数
(
にっすう
)
があったことを
考
(
かんが
)
えなければなりません。
子供と馬の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
労
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“労”で始まる語句
労
労働
労働者
労咳
労役
労苦
労症
労働服
労働組合
労働科