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前脚
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まえあし
ふりがな文庫
“
前脚
(
まえあし
)” の例文
脚
(
あし
)
は太く、折から一員の騎兵の通り合せ候が、
兜形
(
かぶとがた
)
の軍帽の
頂
(
いただき
)
より、
爪
(
つめ
)
の裏まで、全体唯その
前脚
(
まえあし
)
の
後
(
うしろ
)
にかくれて、
纔
(
わずか
)
に
駒
(
こま
)
の尾のさきのみ、
此方
(
こなた
)
より見え申し候。
凱旋祭
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
突然水ぎわに走りよった奔馬が、そろえた
前脚
(
まえあし
)
を踏み立てて、思わず
平頸
(
ひらくび
)
を高くそびやかしたように、山は急にそそり立って、沸騰せんばかりに天を摩している。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
多分馬の
前脚
(
まえあし
)
をとってつけたものと思いますが、スペイン
速歩
(
そくほ
)
とか言う妙技を演じ得る
逸足
(
いっそく
)
ならば、前脚で物を蹴るくらいの変り芸もするか知れず、それとても
湯浅少佐
(
ゆあさしょうさ
)
あたりが乗るのでなければ
馬の脚
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“前脚”の意味
《名詞》
まえあし。
(ぜんきゃく)航空機の機首側に設置された車輪つき支柱。
(出典:Wiktionary)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛