“まえあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
前肢71.0%
前足19.4%
前脚9.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中入りアントラクトがすんで、穹門アルクから現われた『ヘルキュレス』の横っ腹を見ると、右の前肢まえあしのところに、誰れの仕業か、黒ペンキで大きな的が書かれてあった。
長いはなづらを前足まえあしの上にのせたかとおもうと、たちまち、ぐうぐうねこんでしまったのです。
突然水ぎわに走りよった奔馬が、そろえた前脚まえあしを踏み立てて、思わず平頸ひらくびを高くそびやかしたように、山は急にそそり立って、沸騰せんばかりに天を摩している。
生まれいずる悩み (新字新仮名) / 有島武郎(著)