“穹門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アルク50.0%
きゅうもん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中入りアントラクトがすんで、穹門アルクから現われた『ヘルキュレス』の横っ腹を見ると、右の前肢まえあしのところに、誰れの仕業か、黒ペンキで大きな的が書かれてあった。
日ごろ、よほど仲の悪い同士であったとみえて、いきなり穹門アルクの前で四つに組もうとしたが、残った! 残った! そこでは、あまり見物席からほど遠い。
雪の穹門きゅうもんから水が滾々こんこんと湧き出ていて、洞内に高山植物などが美しく咲いている、但し夏日うっかり奥まで深く這入ると、雪がくずれて圧倒する危険がないとも限らぬ。
高山の雪 (新字新仮名) / 小島烏水(著)