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制裁
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せいさい
ふりがな文庫
“
制裁
(
せいさい
)” の例文
左樣
(
さやう
)
さ、
一旦
(
いつたん
)
は
無事
(
ぶじ
)
に
本國
(
ほんごく
)
へ
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
たが、
法律
(
ほふりつ
)
と、
社會
(
しやくわい
)
の
制裁
(
せいさい
)
とは
許
(
ゆる
)
さない、
嚴罰
(
げんばつ
)
を
蒙
(
かうむ
)
つて、
酷
(
ひど
)
い
目
(
め
)
に
逢
(
あ
)
つて、
何處
(
いづく
)
へか
失奔
(
しつぽん
)
してしまいましたよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
通信科の兵隊を集めての故もない
制裁
(
せいさい
)
の場における、彼の偏執的な
挙動
(
きょどう
)
を、私は瞼の裏にまざまざと思い浮べていた。それは、二三日前のことであった——
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
そりや女の
驕慢
(
けうまん
)
な
根性
(
こんじやう
)
に對する自然の
制裁
(
せいさい
)
さ。ところで
嬰兒
(
あかんぼ
)
に乳を飮ませるのがえらいかといふに、犬の母だツて小犬を育てるのだから、これも
自慢
(
じまん
)
にはならん。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
またよしかくのごとく冷淡に法律的
制裁
(
せいさい
)
のみによりて動くほどに
堕落
(
だらく
)
しなくとも、夫婦間に
報酬
(
ほうしゅう
)
的思想をもって
交
(
つき
)
あったとしたら、その間にいかなる社会が出来るであろうか。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“制裁(
罰
)”の解説
罰(ばつ)とは、法令や特定集団における決まりごと、道徳などに違反したものに対する公もしくは集団が行う、多くは当人に不利益または不快になることである。罰を与えることを制裁(せいさい)というが、制裁を罰の意味で使うこともある。仕置、懲罰、処罰とも言う。
(出典:Wikipedia)
制
常用漢字
小5
部首:⼑
8画
裁
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
“制裁”で始まる語句
制裁軍隊