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りそう
ふりがな文庫
“
利爪
(
りそう
)” の例文
利爪
(
りそう
)
深くその身に入り、諸の小禽痛苦又声を発するなし。則ちこれを
裂
(
さ
)
きて
擅
(
ほしいまま
)
に
噉食
(
たんじき
)
す。或は
沼田
(
しょうでん
)
に至り
螺蛤
(
らこう
)
を
啄
(
ついば
)
む。螺蛤
軟泥
(
なんでい
)
中にあり、心
柔輭
(
にゅうなん
)
にして唯温水を
憶
(
おも
)
う。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
これ
彼得
(
ペートル
)
大帝の
宿志
(
しゅくし
)
を成せし一端にして、
爾来
(
じらい
)
露国は一方においては
亜米利加
(
アメリカ
)
の西北なるアラスカを占領し、他方においては
亜細亜
(
アジア
)
の東北を
掩有
(
えんゆう
)
し、既にその
利爪
(
りそう
)
は
我
(
わが
)
千島に及べり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
利爪
(
りそう
)
深くその身に入り、諸の小禽痛苦又声を発するなし、
則
(
すなわ
)
ちこれを
裂
(
さ
)
きて
擅
(
ほしいまま
)
に
噉食
(
たんじき
)
す。或は
沼田
(
しょうでん
)
に至り、
螺蛤
(
らこう
)
を
啄
(
ついば
)
む。螺蛤
軟泥
(
なんでい
)
中にあり、心
柔輭
(
にゅうなん
)
にして唯温水を
憶
(
おも
)
う。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
利爪
(
りそう
)
深くその身に入り、諸の小禽痛苦又声を発するなし。則ちこれを
裂
(
さ
)
きて
擅
(
ほしいまま
)
に
噉食
(
たんじき
)
す。
或
(
あるい
)
は
沼田
(
しょうでん
)
に至り、
螺蛤
(
らこう
)
を
啄
(
ついば
)
む。螺蛤
軟泥
(
なんでい
)
中にあり、心
柔輭
(
にゅうなん
)
にして、唯温水を
憶
(
おも
)
う。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
爪
常用漢字
中学
部首:⽖
4画
“利”で始まる語句
利
利益
利目
利腕
利口
利鎌
利根
利巧
利用
利根川