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別
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ワケ
ふりがな文庫
“
別
(
ワケ
)” の例文
たけ・わか(稚)など、性格表示と、讃称とを兼ねた語頭の語が、語尾に廻ると、「……
建
(
タケル
)
」「……
別
(
ワケ
)
」と言ふ風に、古い
姓
(
カバネ
)
のやうな感覚を持つて来る。
日琉語族論
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
更に、推量の歩を進めれば、賀茂の
別
(
ワケ
)
雷神のわけには、若といふ意が、含まつて居はすまいか。神名帳に、賀茂別雷神社、亦若雷とあるのは、有力な証拠である。
わかしとおゆと
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
正式に言へば、皇子の為のものは、
別部
(
ワケベ
)
と言ふべきであつたらう。皇子尊が、宮廷の聖なる侯補としての位に備られた為に、日置部同様、
別
(
ワケ
)
の部民が出来たのだ。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ひじきわけの女と言ふのは、歴代ひじき
別
(
ワケ
)
なる称号によつて聖職に事へる名族が、伊勢にあつた事を意味する。さうして、宮廷に出て来る巫女が、其当主の娘といふ資格で見参したのである。
和歌の発生と諸芸術との関係
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“別”の意味
《名詞》
(ベツ)(特に待遇等について)区別すること。
(ベツ)異なる物として区別されること。
(ベツ)あることと無関係であること。別論。別問題。
(ベツ)例外。
《形容動詞》
別に(ベツに)
ほかに。別途。
(主として否定文で)特に。別段。
(出典:Wiktionary)
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“別”を含む語句
別荘
差別
弁別
告別
分別
区別
餞別
訣別
死別
袂別
識別
別業
鑑別
別室
生別
無差別
別嬪
別離
別墅
別々
...