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切屑
ふりがな文庫
“切屑”の読み方と例文
読み方
割合
きりくず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりくず
(逆引き)
「そうなんです。色んな恰好をした少年の爪の
切屑
(
きりくず
)
なんです。十二三人分もありましたろうか……おわかりになりませんか」
けむりを吐かぬ煙突
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
僕はあれを見た瞬間に、ソバカスが顔の一方に
丈
(
だ
)
けあるのを不思議に思ったんだ。で、よく調べて見ると、なんの事はない鉄の
切屑
(
きりくず
)
の粉が一面にめり込んでいるのさ。
カンカン虫殺人事件
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
湧
(
わ
)
くや額に玉の汗、去りも
敢
(
あえ
)
ざる不退転、耳に世界の音も
無
(
なく
)
、腹に
饑
(
うえ
)
をも補わず
自然
(
おのず
)
と
不惜身命
(
ふじゃくしんみょう
)
の
大勇猛
(
だいゆうみょう
)
には
無礙
(
むげ
)
無所畏
(
むしょい
)
、
切屑
(
きりくず
)
払う熱き息、吹き掛け
吹込
(
ふっこ
)
む一念の誠を注ぐ眼の光り
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
切屑(きりくず)の例文をもっと
(4作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通
検索の候補
布切屑
屑切
“切屑”のふりがなが多い著者
大阪圭吉
幸田露伴
森鴎外
夢野久作