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出會
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でつくは
ふりがな文庫
“
出會
(
でつくは
)” の例文
新字:
出会
千葉
(
ちば
)
、
埼玉
(
さいたま
)
、あの
大河
(
たいが
)
の
流域
(
りうゐき
)
を
辿
(
たど
)
る
旅人
(
たびびと
)
は、
時々
(
とき/″\
)
、
否
(
いや
)
、
毎日
(
まいにち
)
一
(
ひと
)
ツ
二
(
ふた
)
ツは
度々
(
たび/″\
)
此
(
こ
)
の
水
(
みづ
)
に
出會
(
でつくは
)
します。
此
(
これ
)
を
利根
(
とね
)
の
忘
(
わす
)
れ
沼
(
ぬま
)
、
忘
(
わす
)
れ
水
(
みづ
)
と
呼
(
よ
)
んで
居
(
ゐ
)
る。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「わたしはお前の父親のやうなもので、お前の産みの父親よりもつと縁の深いものだ。どうだ、わたしの
風體
(
ふうてい
)
は」といふやうな者に
出會
(
でつくは
)
した氣がする。
地方主義篇:(散文詩)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
こんな話を聽いてゐる時、義雄はその後會はなかつた加藤忠吉とその鐵道局に於ける一人の同僚とに
出會
(
でつくは
)
した。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
もう一つ、平次には不思議な手練があつて、むづかしい捕物に
出會
(
でつくは
)
すと、二三間飛退つて、腹卷から
鍋錢
(
なべせん
)
を取出し、それを曲者の面體目がけてパツと抛り付けます。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「それにしても凄い腕だ。腕自慢の御家人が五人、牛ヶ淵で
出會
(
でつくは
)
はしたはいゝが、二人は斬られ、二人はお濠に叩き込まれ、一人は這々の體で逃げ歸つたと言ふぢやないか」
銭形平次捕物控:126 辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
いや、變つたことには、植木屋の裏へ出てから
出會
(
でつくは
)
したのです。
銭形平次捕物控:057 死の矢文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
會
部首:⽈
13画
“出會”で始まる語句
出會頭
出會々々