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凹凸
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でこぼこ
ふりがな文庫
“
凹凸
(
でこぼこ
)” の例文
凹凸
(
でこぼこ
)
した道を辛うじてのぼつて来た一台の自動車は、椅子だの
卓
(
ていぶる
)
だの腰掛だのをいくつとなくそこに下した。
浴室
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
これは生で美味しくありませんが今のようにして煮ると色が紅くって味も良くなります。その
外
(
ほか
)
支那で出来る
蟠桃
(
はんとう
)
といって
頭
(
かしら
)
の方が
凹凸
(
でこぼこ
)
していて大層大きな桃があります。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
此樹の下から左に折れると
凹凸
(
でこぼこ
)
の劇しい藪路、それを東に一町
許
(
ばかり
)
で、天神山に達する。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
それらを
交
(
ま
)
ぜあわすのがなかなか厄介であり、それからうまく交ざった後は、早いところ塗ってしまわないと、直ぐ固まってしまうのだった。つい
凹凸
(
でこぼこ
)
が出来たり、
罅
(
ひび
)
や筋が入る。
東京要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鼻の高さとか、顔の
凹凸
(
でこぼこ
)
は片眼をつぶって見れば、明らかに分かるのであります。
墓地の殺人
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
▼ もっと見る
凹凸
(
でこぼこ
)
の
石高路
(
いしだかみち
)
その往還を左右から挾んだ低い茅葺屋根が、凡そ六七十もあらう。
何
(
ど
)
の家も、何の家も、古びて、穢なくて、壁が落ちて、柱が歪んで、隣々に
倒
(
のめ
)
り合つて
辛々
(
やう/\
)
支へてる樣に見える。
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“凹凸”の意味
《名詞》
凹 凸(おうとつ)
表面が平らでないこと。
(出典:Wiktionary)
“凹凸(
凸凹
)”の解説
凸凹(でこぼこ、とつおう)、凹凸(おうとつ)とは、高低差・格差が確認されるような状態やそのような形状、およびそれらを強調して表現するような状況である。平らでない状態。不陸(ふりく)ともいう。凸も凹も単体で意味を成すが、本項では両者を組み合わせた場合に言及する。
英語での表記は''unevenness'、ruggedness'、roughness''。
(出典:Wikipedia)
凹
常用漢字
中学
部首:⼐
5画
凸
常用漢字
中学
部首:⼐
5画
“凹”で始まる語句
凹
凹地
凹所
凹字
凹路
凹垂
凹間
凹込
凹面鏡
凹入